あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年こそ本を出したいです。いや。出すぞ! 山のような仕事を片付けて…

智場#112 コンテンツの未来・・・競争力、制度、文化

智場#112 コンテンツの未来・・・競争力、制度、文化

去年12月に出たものが手元に届く。「音楽のモジュール化と著作権法による抑制」という短めの論考を書きました。コンテンツ=作品というよりもパソコンみたいなモジュール部品の組み合わせのメタファーで考えたらいいんじゃないの?と、ひっそりアホなことを主張してみた。

今日は卒論〆切日ですが、指導学生はいないものの(制度的に学部は担当してないので)横からちょいちょい見てた学生二人が出来たのを持ってきました。なかなか面白い。カリスマ概念の実証的読み直しのH君は労作。同人音楽論のT君のは(実ははてなもやってるのだが)なんとか広いコンテクストにつなげてやれば面白く転がっていきそうな気配だが、どういうコンテクストにつなぐのがいいのか今ひとつ判断が難しい。いちおうメディア論の方向を示しておいたのだが…。いずれにせよ、ポピュラー文化研究は今後もう工学部みたいに、学生の調査も交えたチーム研究でやっていかんとあかんよなあと思う。