ミュージックマガジン』10月号(だよね?今売ってる号)に

ポピュラー音楽と資本主義

ポピュラー音楽と資本主義

の書評を書きました。「いいから黙って買って読め」と繰り返し書くだけの書評なのでとても楽な仕事だった。〆切日に三宮の喫茶青山で瓜生さんと呑んだくれる前の待ち時間でさらさらと書けちゃったよ。いつもこんな調子だったらいいのになあ…


ところで先月下旬にようやく子供が産まれました!北九州と大阪を行ったり来たりの日々が延々つづき、陣痛が来たと思ったらもー難産で大変。一昼夜つきそってマッサージしたりして(まあ妻の苦労に比べれば屁だが)産まれた時は前後不覚。へその緒切ったんだけどアタマ朦朧としてて「どんくらいの長さで切ったらええのかなあ」とかよくわからんことに悩んでいたようだ(出産直後の写真を見るとそんな表情をしている。オレが)

5年前に私が結婚したとき、某先輩学者から次のようなはなむけの言葉をいただいたことを思い出す。
「今から子供ができるまでの間が、最後の仕入れ期間です。子供が出てくると、もうワケわかんなくなります。あとはずーっと出力超過で、出がらしになていく一方」
最後の仕入れ期間に何も仕入れられんかったなあ、と思う今日この頃である。というか子供が出てくる前からすでに出がらしなので、今後は「干し戻し」になってしまうのかもしれん。

内田さんより新刊をいただきました。ありがとうございました。

村上春樹にご用心

村上春樹にご用心

後者はアルテス・パブリッシングを立ち上げた鈴木茂さんの第一弾。売れ行き好調とのことで慶賀の至りです。「謹呈」のしおりが著者からのと版元からのと二枚挟まってました(笑)。ご丁寧に恐縮です。