日本ポピュラー音楽学会JASPM)のウェブサイトが更新されました。

http://www.jaspm.org/

今回は
JASPM入会についてのページ(入会申込書がダウンロードできます)
・JASPM18(日本ポピュラー音楽学会2006年駒場大会)についてのページ
・会則規則(2005年総会での会則・規則の変更が反映された最新版です)
などが新設あるいは更新されてます。

あと、JASPM会員の皆様には5/3付けでメールニュースをお送りいたしました。内容は第3回関東例会、第1回中部例会、第3回関西例会のお知らせなどです。現在JASPMメールサーバは調子が悪く、増田からのBccメールでお送りしているのですが、もしここをご覧になっていて「メールニュースが届いてない」というJASPM会員の方がおられましたら、IT担当の私、増田聡(masuda.satoshi@nifty.com)まで早急にご連絡をお願いいたします。

…しかし、たったこれだけの仕事を済ますのにGW前半をまるまる消費してしまったオレったら(泣)


大阪に戻ってひと月が経った。まだまだ自転車操業な毎日ではある。ようやく送った就職報告メールに「旧天地に近い新天地」ですね、とのお返事をくださった恩師が約一名おられるが(笑)まさしく戻ってきた感触と、まったくの新天地に来た感触とが混ざり合って妙な気分ではある。

大阪は6年ぶりであるが、阪急沿線に長く住んだ後に大和川の南へと移り住むと、もう別の街なのかもしれぬ。それはオーストラリア人が観念する世界地図のようなものだ。南半球から見た世界はまったくあべこべで、そしてマイナーである。大和川の南も(オーストラリアと同じように)結構住み心地はいいんだけど。

関東から来て二つ気づくこと。まず街で人に声をかけられる機会が実に多い。なんというか、コミュニティ意識の強さを肌で感じるというか、大阪に住んでいた頃は全く意識しなかったので新鮮な感覚である(学生の頃は周囲の人々に気を配る余裕もなく体を固くガードして街を歩いていた、というだけのことなのかもしれないが)。もう一つ。京都や神戸は知らないが、大阪の自己オリエンタリズム傾向が6年前に比して格段に強まったように感じる。観光客の目で大阪を見る感覚が、盛り場のあちこちに浸透している、と思う。吉本的、阪神タイガース的、粉もん的なものが占める割合は6年前に比して格段に増えた。新世界なんざすっかり安全な観光地に変貌して見まがうばかりである。

それが思い過ごしなのか何かの兆候なのかはよくわからない。とにかくやるべきことは(そろそろ「年度始めなんで…」という言い訳も通用しなくなった)遅れに遅れた原稿を片付けることと連休明けの授業の仕込みなのである。夏休みまではぐっと息を詰めた毎日が続きそうである。