新しい本が出ました:『聴衆をつくる―音楽批評の解体文法』(青土社

聴衆をつくる―音楽批評の解体文法

聴衆をつくる―音楽批評の解体文法

大きく出たタイトルですみません。この数年の論文を音楽批評論としてまとめたもの、ですが、むしろ音楽研究の原論というか、「音楽と言語はどういった具合で関係させると生産的なのだろうか」という問いの試行錯誤として読んでもらえるといいのかもしれません(また「タイトルと中身が違う」とご批判を受けること必至ですが)。というかね、僕自身が「こういうの」をもっと読みたいわけなんですよ!もう「この曲はすばらしい」とか褒める競争には飽きたんですよ!僕はですね、みなさんに言いたい!「こういうの」みなさんにももっともっと書いて欲しいと思ってるんですよ!(ここまでサンボマスター調で)といった稚拙かつ強引な懇願として受け取っていただけましたら幸い。

しかし装丁がかっこいいね!またもやお部屋のインテリアにお薦めですよ!1冊と言わず、2冊3冊とぜひ!