・矢向正人『音楽と美の言語ゲーム』(勁草書房ISBN:4326851864
御恵投賜りました。前著『言語ゲームとしての音楽―ヴィトゲンシュタインから音楽美学へ』(勁草書房ISBN:4326851708思索(それも日本の音楽美学には希有な分析美学系の)をより一層拡充したもの、という印象。しかしまだ流し読み。

ついでに、この半年くらいに御恵投いただいたのにまだ読む余裕なく紹介できない本を挙げさせていただいておきます。どれもいい本ですので気に入ったの買うように>諸氏
・イラ・ブルース・ナデル、大橋悦子訳『レナード・コーエン伝』(夏目書房ISBN:486062033X
藤枝晃雄(編訳)『グリーンバーグ批評選集』(勁草書房ISBN:4326851856
・ケンブリュー・マクロード、田畑暁生訳『表現の自由vs知的財産権』(青土社ISBN:4791762045
・パトリス・フリッシー、江下雅之他訳『メディアの近代化―公共空間と私生活のゆらぎのなかで』(水声社ISBN:4891765526
他、忘れてたらごめんなさい!どれも面白そうで仕事放り出して読みたくてたまんないんだよおお

あとマイク・モラスキー『戦後日本のジャズ文化』(青土社ISBN:4791762010中央公論』10月号に書評書いてます。むっちゃ面白かった!モラスキーさん来年また日本にいらっしゃるとのことなのでいろいろお話うかがいたいものです。

それと京都服飾文化研究財団http://www.kci.or.jp/というところが出してる研究誌『DRESSTUDY:服飾研究』2005年秋号に「ダブ/ミックス/ブレイクビーツ―1970年代の録音テクノロジーの布置」というちょっと短めの論文書きました。パンクやプログレよりも、ディスコやレゲエの方が実は音楽史的な画期だったんじゃないの?といういつものお話をシンプルに。

毎度のことですが原稿遅れてましてごめんなさい!なんとかします。がっがっがっ。

あと日本ポピュラー音楽学会ウェブサイト更新してます。
http://www.jaspm.org/
会員の皆様にはメールニュースの配信を開始しました。まだ届いてない会員の皆様は私までその旨お申し出くださいますとありがたいです(最新の会員名簿記載のアドレスに、既に使われてないものが多いようですので)。

Rickie Lee Jones 'Girl at Her Volcano'(日本盤『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』) asin:B00000718W

それと先週水曜は朝日新聞学芸面で恥を晒してしまいすみませんでした(東京版夕刊にしか載らなかったようですが)。