2010年あけましておめでとうございます

校務に追われてたらもう2月になってましてすみませんでした。やあ校務激しいなあ!いろいろあるけど細かいことは略!省略だ!気合い入れて頑張るよ!


ところで告知が遅れてしまいましてもう今日が初日なんですが今年もやってます
・マンスリーアートカフェ@船場
http://art-cafe.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/main_monthly.html
オレ出番は10日と28日なんですが、今年は学生企画のお世話をやらされてしているので、学生がやる日を中心にちょくちょく顔を出す予定。今年は事前のマスコミ宣伝告知がスムーズなようで盛況を祈念しております。昨年同様、上のam/pmで酒買って持ち込むのもあり(セルフサービスカフェとも言う)。みんな来てね!

論文のページとかをアップデートしてます
http://homepage3.nifty.com/MASUDA/ronbun/

今年の前半はJASPM日本ポピュラー音楽学会)の編集委員会の電子アーカイブ担当として著作権処理とかあれこれやっていたわけですが(JSTのJournal@rchiveっていうとこで『ポピュラー音楽研究』バックナンバーは公開されてます詳細はぐぐってちょ)JSTとかNIIとかなんつうの、お国のお金で学術情報を無料公開しますよ的な機関の事業が昨今は急増しておりまして、機関リポジトリとかも含めれば学者が職業的に書く論文って急速にネットで無料で読めるようになってるんですよね(うちの学部の紀要もウェブサイトから読めるようにした。担当は広報HP委員のワタクシでございます)。拙稿もそういう公開分については適宜リンク貼るようにしておきました。まあ改稿して本になってるのがほとんどなんだけど(もったいない精神というよりは怠惰なだけですが)。本の未来的な議論が(Google訴訟もあって)いろいろ賑やかだった一年でしたがそういう足下の現状をちゃんと勘定に入れて立論できるようになれたらいいな。なれるかな。とかぼんやり思っております。

今年はほんまに校務多忙というか細切れな仕事が重層的非決定な感じで気が休まらん一年でした。論文一本も出してない。申し訳ないです。多忙を言い訳にするくらい無能ですまん。まあ来年もがんばろう。おー! みなさま良いお年をお迎えください。有馬記念か年末ジャンボが当たるといいよね。

日本ポピュラー音楽学会関西地区例会

■2009年第4回関西例会

日時:12月20日(日)14:00〜
場所:関西大学 千里山キャンパス 第三学舎C303
    阪急電鉄 北千里線「関大前」駅下車、梅田寄り改札口より徒歩5分
 
内容:ミニワークショップ
紅白歌合戦を考える――第60回の節目を前に」
1.「紅白歌合戦と日本人の音楽生活」
  報告者:小川博司関西大学
2.「Researching Kouhaku: observations from outside Japan"
  (紅白歌合戦の研究:日本の外からの観察)
  報告者:Dr. Shelley Brunt(Department of Music University of Otago)

発表概要等は下記参照
http://www.jaspm.org/meets.html

小川先生最近活発ですなあ。

京都精華大ポピュラーカルチャー研究会

音楽の時間・映画の時間

日 時:2009年12月19日(土) 13:00 〜16:30
会 場:京都精華大学 清風館102教室
主 催:京都精華大学 清風館102教室

一般参加自由 申込不要
どなたでもお気軽にご参加下さい!

■発表者/安田昌弘(京都精華大学人文学部准教授)、前田茂(京都精華大学人文学部准教授)

発表概要等は下記参照
http://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/news/091219pcken11.html

なぜか主催者が京都精華大の一教室という研究会(笑)。映画とレコード音楽の比較メディア史で安田さんと前田さんの対決。

今週末12月5日(土)・12月6日(日)は、日本ポピュラー音楽学会の全国大会が京都女子大で開催されます。
会場案内・プログラムなどは下記を参照
http://jaspm21.wiki.fc2.com/

研究発表では小川博司先生のライフワーク、ノリ論の一端が示されるのでぜひとも行かねばならない。ワークショップも豪華でどれに出るか迷う。関西で大会が開催されるのは2001年の関西大学大会以来だろうか。久しぶりですのでぜひともご参加ください。私もインフルエンザ快癒させた上で(笑)馳せ参じたく存じます。

今年は年初から年末までずっと師走でありました…

ご恵投いただきました。御礼申し上げます。

日本辺境論 (新潮新書)

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ネットワーク・ミュージッキング―「参照の時代」の音楽文化 (双書音楽文化の現在)

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ビートルズを知らない子どもたちへ きたやまおさむ著

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他人と暮らす若者たち (集英社新書)

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アンケートにちょっと答えてます。
ネット検索革命

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NHKブックス別巻 思想地図 vol.4 特集・想像力

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ウィトゲンシュタイン研究されてる同姓同名の研究者の方がおられるけど、こちらは音楽学者の畏友吉田君の初単著。
「男らしさ」の快楽―ポピュラー文化からみたその実態

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智場#114 イノベーション行動科学

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どうもありがとうございました。

これはいただいたわけじゃないけど

ギャルとギャル男の文化人類学 (新潮新書)

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むちゃくちゃ面白かった。著者は元ギャル男というか本書のタームでいう「サー人」の元トップ。いわゆる「自文化人類学研究」のひとつではあるが、過剰に思い入れず適切に過去を対象化する視線が好ましい。サークル引退記念の冊子に著者が載せたコメント(というかポエムというか)を、思うに身を切られるような恥ずかしさであろうに意に介さず堂々と掲載する度胸に惚れる。今年のヤンキー研究ブームの掉尾を飾る一冊といえようか。おすすめ。