喫煙者包囲網

昨今の喫煙者排斥の動向は軽ーくスルーして気にせずプカプカしてきたわけだけど、ちょっとショックなことがあったので記しておく。私はガラムインターナショナルのブラウン、というマイナーなインドネシアタバコを朝の一服用に常用しておりまして(びろうではございますが、お通じにてきめんなのです)、売ってる店を覚えておいて気がついたら買い溜めておくのを習いとしている。仕事の途中で毎週通る高田馬場の御用達の店で昨日、例によって4つほど買ったところ、店のおばちゃんが「これ、絶版になりますよ」との由。は?と詳細を尋ねたところ、7/1から日本の全てのタバコには喫煙が身体に与える悪影響を縷々パッケージに記さなければならなくなったわけだが、日本向けの輸入タバコは印刷コストがかかるために、人気のあるブランドだけに新たなパッケージ・デザインが付されることとなるらしい。わが愛するガラムブラウンは不人気のため(笑)在庫分のみで今後は輸入停止とのこと。やー別にタバコの箱にグロ画像が載ろうがどうでもいいけどさ、こんなかたちで常用してたタバコが吸えなくなるとは思わなかった。まあ抗議するほどのことでもないかもしれないが、こういうことがあると実にいやーな感じがするのである。大したことのない(と思われている)間接的規制が、市場メカニズムを介して実質的規制となって現象すること(んでそれがなし崩しに広がっていくこと、それをいつのまにか当たり前に受け入れさせられること)のいやらしさ、といいますか。