・生井弘明『「われら愛す」憲法の心を歌った"幻の国歌"』ISBN:4876998590
 CD付き。サントリーが戦後に募集し採用された「国民歌」をめぐるドキュメンタリー。うーむ。ナショナリズムとポピュラー感覚、それと音楽(文化テクスト)の関係が「単純であった」時代の産物か。とシンプルな理路に回収してしまうと、かならずや「当事者の想い」を踏みにじることは避けられない。どうにも論法定まらぬ。とほほ。北田暁大氏のまもなく出る新刊『嗤う日本の「ナショナリズム」』(NHK出版)ISBN:4140910240線になりそうな予感だが、どう〆切延ばしても原稿書いた後にしか読めないのが無念(笑)


シンゴ02『緑黄色人種asin:B00005IGGS