インフルエンザで休校中ですが仕事満載の毎日は変わらず。

反学校文化の輩たち 教育をぶっとばせ (文春新書)

反学校文化の輩たち 教育をぶっとばせ (文春新書)

人を教えてかつ評価する商売やってる人はみんな読め。頭を鈍器で殴られるような一冊。それは日本版『ハマータウンの野郎ども』的なヤンキー文化の記述の生々しさからでは決してなく(そんな読み方はインテリの戯れ言でしかない)、「教える」と「評価する(社会の中に位置づける)」との間にある(のに官僚的な連中が必ず見ないふりをする)きりきりするような矛盾と摩擦をまっしぐらに掴んでいるからだ。それを「現場主義」とか言ってインテリの「オレの方がリアルだ」勝負の具にするような連中はほんまに大嫌いなんだけど、この人は絶対そういうこと言わんと思う(面識ないけど)。それと違うレベルで、大学ではあるけど2部担当として実践的にうなずくところも多々。すげえお勧め。絶対面白い。騙されたと思って読むべし。